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プロフィール
HN:
椎名あずみ
年齢:
124
性別:
女性
誕生日:
1900/10/31
職業:
お薬と雑貨の販売員
趣味:
空を見る 史跡・神社仏閣巡り
自己紹介:
おチビだけど、社会人。おチビだけど、会社員。
中学生とか高校生に間違えられるけど、お肌の曲がり角は過ぎたいい大人。
空を見上げるのが好きで、縄文~平安時代までの歴史が好き。
新聞の一面の下にある、広告記事(歴史本関係広告)は逃せません。
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家を建て直すため、引越し作業に負われていた1ヶ月。
昨日で私の引越しは完了しました。

着ない洋服、読まない本、使わない物…ほとんどを処分しての引越しです。
思い出の中学校・高校の制服も捨ててしまいました。
いつか、自分に子供ができたら見せたいと思っていたのですが、きっぱりと
「どうせ持っていたって着ないし」
と思い切りをつけて捨てました。
最後にスカートを体にあててみると、スカート丈は膝上。
思い出の中のスカート丈はもうちょっと長かった気がしましたが、あの頃の高校生にしては長いと自分では思っていたのでしょう。

本もかなり捨てました。
特に、売ってもお金にならなそうな本。
売った本は全部で230冊あったそうです。
パソコンが入っていたダンボール(かなり巨大)2箱に、ギュウギュウに詰めたので…200はいったよなぁと思っていたのですが。
どうやら、30冊も余計にあったようです。
業者には「大体150冊くらいです」とか言ったくせに。汗

売った本は、ほとんどがシリーズ完結ものばかり。
よくも230冊も持っていたもんだ…と思ったのですが、1シリーズ40巻というものもあったなぁと。
しかもそれ、勉強机の引出しに全部入っていたんだからビックリですよね。
そのシリーズ、「炎ミラ」ですけど、なにか?

おかげさまで(?)、売った金額は13000円。
マ、マジで!?
電話口で聞いた時、信じられませんでしたね。
1冊につき10円くらいで考えていたもので、本当にビックリしました。
だってねぇ。
マンションに運び込めないし、倉庫に保管していても良いけど、新築の家にまた運び込むかっていったら疑問だし。
あったら読むだろうけど、そんな時間はきっとないだろうし。
こうなったら持っていても無駄だし。
資源として捨てちゃってもいいけど、どうせならお金になった方がいい。
そんな感じで売りに出したので、お金貰えたらラッキー☆くらいにしか思っていなかったのです。
むしろ、今のご時世は捨てるのにお金がかかるんだから、タダで貰ってくれるだけで良い。
と思っていました。
だからもう、ビックリですよ。
お小遣いをありがとう、私の大好きな本たち…

それでも、230冊も売ったにもかかわらず、まだまだ私の本はダンボールに6箱ありました。
どうしても捨てられない本って、ありますから。
「うしおととら」なんて、代表格。
小学生の頃から集めて、今や三十路手前。
それなのに、日焼けなんてさせてなかった私。
だって「うしおととら」は、私が妖怪だとか、そっち系に目覚めたきっかけですから。
それに、人として大事な物を教えてくれたバイブルですから。
絶対に捨てられません。

そんなこんなでダンボール6箱。
その他は文房具だったりアルバムだったり。
卒論と、卒論の資料だったり!!
私が描いたイラストだったり!!!!

荷造りしている間は驚きと後悔の連続です。
描いたイラストみては撃沈し。
書いた小説を見ては後悔しました。

それもやっぱり捨てられなくて、倉庫保管となりました。

そうして全ての引越し作業が終わり、自分の部屋を眺め見て。
「ありがとうございました」
と深く、深く礼をしました。
居間に行き、眺め見て、礼をして。
台所に行き、眺め見て、御勝手の神棚(荒神様かな?)に拍手を打って。
深く深く礼をして。
床の間に行き、神棚を仰ぎ見て、ニ礼ニ拍して。
これまで無事に過ごせてこれたこと。
これまで無事に成長できたこと。
家族を守ってくれたこと。
全ての事に感謝をして。
頭の中で感謝の言葉を言うと、自然と涙が込み上げてきて。
グズグズになりました。

あの家は、まだまだ家として機能できる。
だけど、地盤が緩くて、徐々に傾いていっているのです。
いや、徐々にではなく、完璧に傾いているのだけど。

父は、新築の家では神棚を置かないそうです。
榊を上げたり何だりと、しなくてはならない事が多く、これから長く住むであろう兄夫婦に、そんな面倒くさいことは残したくないそうです。
兄は全くの理系で、神様とか、本当に興味がなくて。
そういうのが大好きな私を「お前、馬鹿じゃないの」と本気で言った事もあったり。
私が新築の家を将来譲ってもらえるなら、神棚はとっておいてください!!と頼み込むのですが。
一応、嫁に行く予定(両親の希望)なので。
そこのところはノータッチ。

だから、余計に涙が溢れました。
あの家に神棚があって、神様がいて、私達家族を守っていてくれたと、私は思うから。
信心だとかそういうの、馬鹿にしちゃいけないんだと思うから。
だから、心から
ありがとう
この家のことは、一生忘れません。

明日、家を壊し始めるそうです。
壊しているところを見てしまったら、きっと泣いてしまうから、見にいきません。
解体業者の人が困っちゃうしね。

新しい家にして、新しい家族を迎え入れて、私はそのうち出て行くでしょう。
私が新しい家族になりにいくのか、はたまた、独りで過ごしてみて、独りの意味を学ぶのかもしれない。
多分これが、新しい道へのスタートなのだと思います。

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