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椎名あずみ
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女性
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1900/10/31
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お薬と雑貨の販売員
趣味:
空を見る 史跡・神社仏閣巡り
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おチビだけど、社会人。おチビだけど、会社員。
中学生とか高校生に間違えられるけど、お肌の曲がり角は過ぎたいい大人。
空を見上げるのが好きで、縄文~平安時代までの歴史が好き。
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HOME[PR]平家馬場さん家の家庭の事情

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『平家物語』の人物を現代に転生させてみました☆

…という、妄想小説を自分のホームページでアップしているのですが。
私の妄想の中で、既に『平家物語』の人物だけではおさまりきれず…
いっそ平安時代後期の人物と言った方がいいんじゃなかろうかと思っています。

だって、主人公の仲綱を歌人としても活躍させたいんだもの♪

『平家物語』の仲綱さんは、それはもうプライドの高いお坊ちゃんで。
プライドというよりは、誇り高いお坊ちゃんかな?
武人というよりは、歌人傾向が強い人だったんじゃなかろうかと。
父親は歌で出世したもんですしね。

ホームページでアップしている転生平家では、ちゃんと仲綱に歌わせてあげようと思っています。
詠うというより、唄う。

私のキャラ設定では、父親の頼政は、仲綱曰く「マニア受け歌人」です。
凄く濃ゆい恋の歌を詠う歌人という設定。
浮気の歌とか、女性を陥落させるための歌とか…そんな「マニア受け歌人」。
転生した仲綱さんは、「詠う」ことには興味がなく、「唄う」ことに興味を持っている高校生。
父親の歌人活動には興味がありません。
むしろ、歌人活動をしているから、本業である弓道場師範の仕事を他人に任せきりにしていると思っていたり。

だって仲綱さん家、弓道場を経営しているけれど、ド貧乏ですから。
父親の頼政が何時の間にか預かってきた遠い親戚の子供を2人も引き取ったりして、
子沢山の家になってしまい、
食費と養育費が大変なことになって、家計簿はマッカッカ。
スーパーとドラックストアの特売日には、家族全員で点数制限のついている商品を買いあさるんですから。

家業をしっかりと自分でやらず、
馴染みの「遠い遠い親戚」のおじさんが師範代として弓道場を守ってくれている。
そんな父親に、転生した仲綱さんは呆れているのです。
でも、弓の腕も、歌の腕も尊敬しているので、父親のことは嫌いではないのです。

いつも仲綱さんは家族を思い、日々節約生活を送っているのですが、家計簿は赤い。
スポーツ特待生として学校に通っている仲綱さんは、特待生規則でアルバイトができないので、
いつも歯がゆい思いをしているのです。

弟の兼綱が高校に入学する際、例年通り制服の金ボタンだけを支給されます。
東條学園の中学は、詰襟に銀ボタン。高校は詰襟に金ボタン。
ボタンを付け替えれば高校に通うことができるので、ボタンのみの支給なのです。

仲綱さんが高校に入学した時は、ボタンのみの支給に頼政が激怒したのでした。
それを思い出した仲綱さんは、兼綱に高校の制服を一揃えプレゼントしたいと思ったのです。
でも、お金がない…。

お金を工面するにはどうしたら良いだろうか?
そんなことを考えながら公園のベンチで夕暮れを眺めていると、
帰宅を促す「故郷」が市内放送で流れ始めました。
知らず、「故郷」を口ずさむ仲綱さん。

そこに現れたのは、1人の同い年くらいの少年。
名前を、俊成。
「ねぇ、君。この曲を歌ってみない?」
キラキラした瞳で仲綱を見て、ポケットに突っ込んでいたイヤホンを取り出して、仲綱の耳に勝手にいれる。
聞えてきたのは、今巷で流行っているバラード。
良く行くドラックストアでかかっている有線で、頻繁に流れている。
「歌ってみないって…今?」
「うん。できれば」
(歌ってみない?って、日本語の使い方がおかしくないか?)
といぶかしんでいると、俊成はキラキラした瞳で仲綱を瞳を見詰めている。
俊成のその瞳に、弟の小さい時を思い出した仲綱は、イヤホンから聞えてくる曲にあわせて歌い出す。
ゆっくりと、暮れていく風景に身を浸して歌う。
「うわぁあああああ。やっぱり君の方がハマルよ!」
歌い終わると、俊成は仲綱の肩を掴んで言った。
「君、僕が出すアルバムで歌いませんか!?」

俊成はなんと、巷で話題の、音楽プロデューサーだったのです!!(爆笑)
決して表には出てこない音楽プロデューサー。
世の中に出した曲は常にヒット。
某有名財閥一族の子息で、高校生なので、一切の素性は伏せているのです。

それから1ヵ月後、俊成が出したCDはミリオンヒットとなります。
今まで俊成が作り、様々なミュージシャンが歌ってきた曲を集めたアルバム。
その沢山の曲の中に、歌手名が載っていない曲が1曲。
女性歌手が歌っていたバラード曲を、男性がカバーしている。
元の女性歌手が歌っているバージョンよりも、
名もない男性がカバーしているバージョンの方が良いと話題になったが、
俊成は男性歌手の名前を明かさなかったのです。

春。
東條高校の入学式に、真新しい制服を着た兼綱がいるのです。

仲綱、それもアルバイトだよ。
しかも、そうとう貰えたんじゃないかというアルバイトなのに…
きっと仲綱は提示された金額にめまいがして、「制服が買えればいいんで」とか言うんでしょう。
貧乏、板についちゃってんです。
ケチじゃなくて、節約家なんです。うちの仲綱坊ちゃんは。

こんな感じで、歌う仲綱を書きたいですねー。
そして、宗盛を絡ませていきますよ…ふふふふ。
仲綱に敵対心剥き出しの宗盛よ、うっかり仲綱の歌にウットリしちゃうがいいよ!!!
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