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プロフィール
HN:
椎名あずみ
年齢:
124
HP:
性別:
女性
誕生日:
1900/10/31
職業:
お薬と雑貨の販売員
趣味:
空を見る 史跡・神社仏閣巡り
自己紹介:
おチビだけど、社会人。おチビだけど、会社員。
中学生とか高校生に間違えられるけど、お肌の曲がり角は過ぎたいい大人。
空を見上げるのが好きで、縄文~平安時代までの歴史が好き。
新聞の一面の下にある、広告記事(歴史本関係広告)は逃せません。
中学生とか高校生に間違えられるけど、お肌の曲がり角は過ぎたいい大人。
空を見上げるのが好きで、縄文~平安時代までの歴史が好き。
新聞の一面の下にある、広告記事(歴史本関係広告)は逃せません。
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チビで大人=コトナの日々の出来事を綴るブログ
HOME≫≫[PR]≫腐女子≫盟学小話
以前使っていたブログで載せた、オリジナル小説の小話を。
同盟学園大学に通う高田麻人(安藤という彼氏がいる)の妹・麻姫が、兄について語っているお話です。
設定はBLなので、BLという言葉が理解でき、尚且つ読んでも後悔しないし、文句も言わないという方のみ、ご覧ください。
高田麻姫(たかだ あさき)の見解
うちの麻人(あさと・兄)はどっちかというと、モテる方だと思う。
顔はメンズノ●ノ系で、身長も高い。いっそ雑誌に載ってたっていいんじゃないかと思う。
性格はいたって平凡で、長所といえばお人好しで優しい。短所といえばお人好しで騙されやすい。
そんな、派手なところなんて外見くらいの男だ。
まぁ、でも…派手なことは中学で色々やっていたみたいだ。
小学校までは近所の公立学校に通っていたが、中学から電車で20分ほどの私立中学に通い始めた。
幼稚園から大学までエスカレーターでいけてしまう、何とも幸先のいいところ。
その名も堂盟学園大学。
県内では名の知れた歴史ある、そして癖のある学校だ。
麻人は中学1年の後半から身長が伸び始め、あれよあれよという間にモテ人生を手に入れた。
平凡な性格の麻人はそこで天狗になったのか、色んな女の子とお付き合いという名の友達ごっこをしていたらしい。
徐々に派手になる外見と、あらゆる女の子との付き合いが噂を呼び、中学3年になる頃には、学校外でも噂になるような「プレイボーイ」(爆笑)になっていた。
ところが、ところが。
派手になっていく噂と反比例して、麻人の素行は中学3年生になってからというもの、「今までのことはなかったんです」というように、一般中学生と変わらないものになった。
彼女と毎週日曜日に遊びに行くこともなければ、長電話をすることもない。
今までの遊びっぷりは、何か変な霊が取り付いていたんですとでもいうように、ピタッとなくなった。
その代わり、何だか学校に行くのにウキウキしたりソワソワしたり、急に沈みこんだり。
テレビでショートカットの元気っ子系のアイドルが笑っていると、挙動不審になったり。
とにかく、精神科にでも行ってみる?といってやりたいくらいに変になった。
妹の私からみたらの話だけど。
ある夏の日、麻人が友達を数人連れてきた。
妙に嬉しそうで、楽しそうだった。
当時は友達が泊まりにきて嬉しいのかな、と単純に思っていたけれど、今考えてみれば一目瞭然だった。
安藤君が松本君たちと泊まりにきていたのだ。
安藤君は小柄で、妙に礼儀正しい、いかにもお坊ちゃんなカンジのする外見の人だった。
ニコニコ笑って、たまに大声で笑って、松本君や麻人とじゃれあう。
見ているこっちも凄く楽しそうなのがわかる。
安藤君を見る、麻人が。
何があったのか、何が起こったのかは知らないけれど。
既に麻人は確実に落ちていたのだ。
言葉にはしたくないけれど、アレに。
わかってしまった。
この頃ショートカットの元気っ子アイドルを好きになった理由が。
馬鹿だな。
結構モテるのに。
私の友達なんか、紹介してってうるさいのに。
本当に馬鹿。
望みはかなり薄いよ?
安藤君じゃね。
うちの麻人(あさと・兄)はどっちかというと、モテる方だと思う。
顔はメンズノ●ノ系で、身長も高い。いっそ雑誌に載ってたっていいんじゃないかと思う。
性格はいたって平凡で、長所といえばお人好しで優しい。短所といえばお人好しで騙されやすい。
そんな、派手なところなんて外見くらいの男だ。
まぁ、でも…派手なことは中学で色々やっていたみたいだ。
小学校までは近所の公立学校に通っていたが、中学から電車で20分ほどの私立中学に通い始めた。
幼稚園から大学までエスカレーターでいけてしまう、何とも幸先のいいところ。
その名も堂盟学園大学。
県内では名の知れた歴史ある、そして癖のある学校だ。
麻人は中学1年の後半から身長が伸び始め、あれよあれよという間にモテ人生を手に入れた。
平凡な性格の麻人はそこで天狗になったのか、色んな女の子とお付き合いという名の友達ごっこをしていたらしい。
徐々に派手になる外見と、あらゆる女の子との付き合いが噂を呼び、中学3年になる頃には、学校外でも噂になるような「プレイボーイ」(爆笑)になっていた。
ところが、ところが。
派手になっていく噂と反比例して、麻人の素行は中学3年生になってからというもの、「今までのことはなかったんです」というように、一般中学生と変わらないものになった。
彼女と毎週日曜日に遊びに行くこともなければ、長電話をすることもない。
今までの遊びっぷりは、何か変な霊が取り付いていたんですとでもいうように、ピタッとなくなった。
その代わり、何だか学校に行くのにウキウキしたりソワソワしたり、急に沈みこんだり。
テレビでショートカットの元気っ子系のアイドルが笑っていると、挙動不審になったり。
とにかく、精神科にでも行ってみる?といってやりたいくらいに変になった。
妹の私からみたらの話だけど。
ある夏の日、麻人が友達を数人連れてきた。
妙に嬉しそうで、楽しそうだった。
当時は友達が泊まりにきて嬉しいのかな、と単純に思っていたけれど、今考えてみれば一目瞭然だった。
安藤君が松本君たちと泊まりにきていたのだ。
安藤君は小柄で、妙に礼儀正しい、いかにもお坊ちゃんなカンジのする外見の人だった。
ニコニコ笑って、たまに大声で笑って、松本君や麻人とじゃれあう。
見ているこっちも凄く楽しそうなのがわかる。
安藤君を見る、麻人が。
何があったのか、何が起こったのかは知らないけれど。
既に麻人は確実に落ちていたのだ。
言葉にはしたくないけれど、アレに。
わかってしまった。
この頃ショートカットの元気っ子アイドルを好きになった理由が。
馬鹿だな。
結構モテるのに。
私の友達なんか、紹介してってうるさいのに。
本当に馬鹿。
望みはかなり薄いよ?
安藤君じゃね。
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